日曜日17時半は大体、干していた洗濯物を畳みながらニュース番組を見るということになる。
子供のころと違って、特に楽しみにしているテレビ番組などはない。それは大人になったからなのか、テレビ以外のエンタメが充実しているためかは知らない。くだらないバラエティやマンネリにもほどがあるグルメやクイズ番組を見るぐらいなら最新ニュースのほうがまだ関心が持てる。
恐らく同様の考えのオッサンは多いのであろう。視聴率ランキングの1位が「サンデーモーニング」という週が最近あった。純粋なニュース番組ではないが、いかにもそれっぽいコメンテイターたちがそれっぽいコメントを発する。スポーツコーナーも人気かもしれない。日曜の朝にコーヒーを飲みながら、まったりした気分でこの番組を見ているのは大体が40代以上のオッサンたちであろう。そしていまどきテレビを主な情報ソースとしているのはオッサンぐらいであるから、結果として視聴率ランクの上位になるのであろう。
ニュースでは日本の、世界の大変な状況を報じている。
世の中の動向に目を向けることが、お笑いや歌番組を観ることよりエライとは思わない。最新ニュースには興味をそそられるが、それとて結局のところ野次馬的な関心でワイドショーを見るのと同程度に、ただただ消費していってるだけかもしれない。

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この状況は昔からロックで歌われてきたことなのかもしれない。
The Jam - That's Entertainment
ザ・ジャム、スタイルカウンシルを経て、1992年にソロ活動に入って以降も今日に至るまでコンスタントにアルバム発表や来日公演もしているとはつゆ知らなかった。イケメン時代に見ておけばよかったが、せめて次の来日はイケオジになった姿を拝んでおこうか。
歳月は流れた。