Walk On the Kawabata-dori

川端通りをほっつき歩く中年男子の日常を綴るブログ

キノコの道

外出からの帰路。一駅手前で降車し徒歩で自宅を目指す。昼過ぎまでは、梅雨前線と台風の影響の雨が少し残っていたが、今は雨も上がり意外と蒸し暑さもなく風が気持ちいい。

電車沿いの道。数分間隔で阪急電車が通り過ぎる。

しばらく行くと桜通りの遊歩道に入る。ここを歩くと、8年ほど前の嵐の晩に会社からの帰宅難民になったことを思い出す。あの時は阪急京都線もJRも止まっていたのだろう。またタクシーも捕まえられず、動いていた地下鉄やモノレールを乗り継いでどうにか最寄り駅のひとつ手前までたどり着いたのだが、そこから嵐の中、スーツ姿でこの道を行軍したのだった。林のようになっている通りの木々はなぎ倒され、ぬかるんだ道の中、倒れた樹木を何とか乗り越えながら進み這々の体で家路に着いたのだった。

きょうはそこまでの泥濘はないが、歩道の両脇にある樹木のあるエリアの地面はここ数日の雨で相当に水分を含んでいる。また、先週ここを通った時には雑草が無秩序に生い茂っていたがすっかり刈り取られて地面が剥き出しになっている。

条件が揃ったのだろうか、所々に、きのこがすっくと立っている。そこに突然現れたかの如く存在感を示している。

 

ふだんお世話になっている、シイタケやブナシメジはどうということもないが、道端に佇む見慣れぬキノコは不気味で奇妙でユーモラスで思わず写真に収めたくなった。

 

 

少し調べてみると毒性を有しているキノコもありそうだが、そもそもキノコの見分け方は難しいようなのでよくわからない。

60年代は、幻覚キノコと言えばマジックマッシュルームであり、サイケロックと切っても切れない関係であったが、80年代、毒性はいい具合に調理されたキノコロックとなった。

The Dukes Of Stratosphear - Vanishing Girl

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当時、ピーターバラカンが絶賛していた記憶がある。

 

 

駒川にて

先々週あたりから珍しく仕事が忙しく、朝の散歩以外は殆ど外出せず在宅ワークをしていたため、きょうは気分転換のため、是が非でも出かけなければ心身に良くない。

 

昼前より、電車を乗り継ぎやって来たのは駒川商店街。天神橋筋商店街、千林商店街と並んで大阪の3大商店街とも言われるらしいがここを訪れるのは初めてである。

大阪メトロ谷町線の駒川中野駅を降車し、近鉄南大阪線・針中野駅方面へ、南へ真っ直ぐに伸びるアーケードを行く。日曜日であるが比較的人通りは多く活気がありながらも昭和の面影も所々に残す。

そんな昭和から続いているのであろう小さい食堂に入る。繁盛しているのであろう、満席のため少し待たされたあと着席する。メニューが多く悩まされるが、ざるそばを注文する。昔ながらのオーダー方式で、ひとりで注文を取り料理を運ぶおばさんは忙しいのにすごく愛想がよい。

背後にあるテレビではワールドカップのチュニジア戦の最中で、体を捻って見るとちょうど日本が2点目を取ったところであった。

食後、これも昔ながらの喫茶店。ケーキセットはないためベルギーワッフル。なかなか喉を通りにくいワッフル。ざるそばしか食っていないが1枚で十分である。

 

まだ歩き足りない気もするが他に目ぼしい行き先も見つけられず帰路へ。気分転換の目的は凡そ達することができたであろう。

 

帰りの駒川中野駅、扉の開いた電車に乗り込もうとすると、降りてきた若者が扉の前で、なぜかバスケットボールのディフェンスにように両手を広げて反復横跳びのような動きを始めるから乗車することができない。発達障害だろうか、付き添いの人が慌ててやめさせたから何とか乗車することができたが、別に一本電車を逃したとしてもそのほうが面白かったかもしれない。妻は彼のことをナナナナーの芸人のようだと言っていた。

 

 

 

6月21日はレイ・デイヴィス生誕の日であるとのこと。御年81歳、健在である。

The Kinks - Waterloo Sunset (Live 1973)

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いまだに、ローリングストーンズやポール・マッカトニーの音楽ニュースをたまに見かけるが、レイ・デイヴィスの名前は殆ど見ることがない。それは当たり前のことであろう。1995年12月にレイ・デイヴィスのソロでの来日公演に立ち会ったが、本当に貴重な経験ができたものだと思う。

 

 

6月の憂鬱

べろの裏側に突然違和感を覚え1㎝大の血豆があることに気づくと、その日の夜には自然と潰れていたが、それからというもの、食事の際、うがいの際、兎に角べろを動かすたびに痛みが発生する。

こんなものは一晩寝れば翌朝には治っているものと考えがちだが、きょう4日目、まだ痛い。何もしていなければ何も感じないが、食べるときに痛いというのは可成り憂鬱な気分にさせられる。

 

だが、食べないわけにもいかない。

イワシが5匹158円ということで、久々に梅煮を作ることにする。

レシピによると、水、酢、料理酒、みりん、しょうゆ、砂糖、生姜、梅干しを指示された分量投入すればいいことになっている。簡単であろうと思いきや、油断すれば失敗する。案の定、料理酒とみりんを間違えて注入してしまう。一瞬愕然とするが、仕方がないから砂糖は諦めることとする。それぐらいの機転は効く。

煮詰めすぎて身が崩壊することを恐れて時短で終了する。思いのほか柔らかくなっていない気がする。時短のせいか、あるいは水が少なかったのかもしれない。

 

明らかに汁気が足りない

 

もう一つの憂鬱は、つい1か月ほど前に植え替えたキングバンブーの容器の底が真っ黒に変色していることである。容器の底は、根腐れ防止剤が敷かれてあるから本来は白いのである。カビのようなものも視認できる。

AIに相談してみると、すぐに植え替えするべしとのことなので、これは至極面倒と思いながらも放置するわけにもいかず、早速ダイソーへ新しいハイドロボールを買いに行く。本当は中粒にするつもりであったが、なかったためやむなく小粒で我慢することにする。

新しく購入したハイドロボールは、まず洗わなければならないが、これが意外と面倒くさい。どこで、どうやって洗い、どれぐらい乾かすのか。ベランダでの作業には限界を感じ、結局風呂場で作業をする。思いのほか、茶色の水が出てくるため、風呂場でやることに抵抗を感じたが、洗面所でやるよりはましであろう。

今度は今のキングバンブーを容器から取り出す。そしてこのハイドロボールは全部廃棄する。消毒すれば再利用可能であろうが、汚染されている気もするので全部廃棄する。キングバンブーの根っこはオレンジ色であり、AIによると根っこが腐っているわけではないらしい。

容器は入念に洗剤で洗いアルコール消毒をしたうえで、新しいハイドロボールとともにキングバンブーをセットする。

見た目は植え替え前と大差ない。下のほうの葉っぱはすでに枯れてしまった。百均の観葉植物をここまで大事すべきかはよくわからないが、新しい芽は出てくるため処分するには忍びない。

最初は深緑色だったが



 

 

AIに6月の憂鬱な気分の曲をリクエスト。

The Doors - Riders On The Storm 1971 | Unofficial Music Video

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ドアーズは高校から大学の頃によく聴いたが、初期の3枚ぐらいを聴いて大体わかった気がしていた。この曲の収録されている「L.A.ウーマン」なぞはまったく聴いていない。

 

 

平城宮跡にて

6月。たまの年休だからと言って、どこかへ遠出するにはすでに暑い。しかしこれからさらに暑くなることを思うと、とりあえず少しでも爽やかなうちに出掛けたい。

 

奈良方面へ車を走らせる。

近畿道から東大阪ジャンクションを左へ入ると、生駒山地が近づいてくる。大阪から奈良へ行くには必ず山を越えなければならない。やがて全長5.5㎞の阪奈トンネルへ吸い込まれていく。前方の車がやたらと煙を吐くから早く抜けたいと思う。

 

トンネルを出てしばらくすると最初の目的地である平城宮跡に着く。奈良公園の近辺は何度も訪れているがここに来るのは初めてである。

だだっ広く何もない草原に、再現された古の巨大な門だけがあるイメージであったが、意外にも展示施設や休憩場所などがきれいに整備されており、観光客も結構いるようだ。この日は平日ということもあって、遠足か社会見学の小学生も大勢いてそこそこ賑やかであった。

 

クラスペディアと朱雀門



平城宮跡の真ん中を堂々と横切る近鉄奈良線



ハス

日本史の授業では、710年に平城京、794年に平安京、それから当時は地元ということもあってか、784年の長岡京というのを教わった記憶がある。だが、それだけではなさそうだ。740年の恭仁京、743年の紫香楽宮、そして745年に再び平城京、頻繁に遷都を繰り返している。

しかし恐らく現代よりも時間の流れは何倍もゆったりとしていたであろうから、それほど頻繁という感覚でもなかったかもしれない。

この平城宮跡は現在も整備途上であるため、広大な土地に雑草が生い茂っているだけの区域もあり、嘗ての時間の流れを僅かに留めている気配を感じる。

 

この後、市街地に入り東向商店街、餅飯殿センター街、ならまち近辺を散策するが、完全にこじゃれた観光地として大勢のインバウンド客であふれて、現代の時間が流れる。

 

例によって、たなかの柿の葉寿司だけ買って帰路に着く。

 

 

6月11日はブライアン・ウイルソンの一周忌であった。

The Beach Boys- In My Room (1964)

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渋谷陽一か山下達郎か、どのラジオで初めて聴いたか今となってはよく覚えていない。しかしサーフィンや女の子や車とかではなく、まるで初期の宮本浩次のように、「自部屋にて・・・」と歌うところにしみじみと感じたものである。

 

 

他人の口の中

夜の眠りが浅いせいか昼間の眠気が辛い。

歯医者では眠気のために、自然と口が閉じられてしまいそうになる。

歯科衛生士は言う。

「開けてください」「楽にしてください」

これを百回ぐらいリピートされる。都度それに従うが、治療中、自然と口が塞がっていくのがわかるときがある。

 

歯科衛生士の目にはどんな口の中の様子が映っているのか。

家人に、他人の口の中を掃除することはできるかと問うてみると、仕事ならできると言う。手袋もマスクもしているから大丈夫だと言う。

確かに歯科衛生士にとってみれば、他人の口というより、人形か何か、あるいはただの物体だと思って作業しているのかも知れない。

さらに問うてみる。

では、肛門科の医師のように、他人の肛門を注視することはできるか。指サックをすれば、知らないオッサンの肛門に人差し指を挿入できるか。仕事なら大丈夫なのか。

それはちょっとできへんなーと言う。

まともな一般人の感覚であろう。

 

それにしても眠い。

だが実に爽やかな天候である。

 

 

 

虫歯ではないが、歯医者というと、この虫歯ソングが思い出される。

Savoy Truffle (Remastered 2009)

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ホワイトアルバムを初めて聴いたのはいつだったか。中2ぐらいのときに、洋楽好きの友人に借りたのだったか。とにかくかなり古い記憶という気がする。この曲も本当にいつまでも色褪せないシャープさがある。

 

 

 

雨の休日

休日だが6時前に目覚める。歳をとると早起きに平日も休日も関係ない。

朝の陽光を浴びるため散歩に出掛けたいところだが、生憎曇り空である。午後からは雨との予報である。

休日の朝食はなんとなく食パンということになっている。食パンに鯖缶の鯖を乗せプロセスチーズを振りかけトースターにかける。野菜スープに火を掛ける。寒天と冷凍バナナと冷凍ブルーベリーにヨーグルトをかける。昨日の朝食とほぼ同じだ。

昼食は昨晩のカレーピラフであるが、ChatGPTに何かアレンジできないか聞いてみると、知的な女の声で、すかさずドリアかオムライスにしてはどうかと提案して来る。

オムライスの作り方を確認して、フライパンに溶き卵を流し込み、昨日のカレーピラフを投入する。そして固まった卵を返そうとしたところで見事に卵は破れてピラフを包み込むことはできなくなる。こんなもんだろう。少々杜撰すぎたようだ。

 

午後、予定通り雨の中、借りていた本が延滞だというので返しに行く。まだ半分しか読めていないが仕方あるまい。

タイトル通り、ブラック企業が物語の舞台。文学的な色合いは全くなく、最初からテレビドラマか何か映像化されるために書かれたような、先が読めそうなわかりやすいストーリー展開。折角だから返却前に図書館で残りをできるだけ読み切る。最後のほうは斜め読みになってくるが、最終的にはハッピーエンドになっているようだ。

 

雨の休日、図書館は比較的盛況となる。だが必ずしも皆が大人しく読書をしているとは限らない。自分のすぐ横でも女子中学生2人が延々とぺちゃくちゃやっている。そういう年頃だからこれも仕方あるまい。

 

次は「お」で始まる名前の作家で探す。「え」よりも少し多そうだ。

 

 

 

6月7日はボブ・ウェルチの命日とのこと。

Bob Welch - Ebony Eyes - YouTube

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これもサウンドストリートの定番ナンバーだったのではなかろうか。安心感のある70年代の良質なポップミュージック。

 

 

 

 

献立による脳への刺激

初夏。快晴の休日。

だが特に出掛ける予定はない。とりあえず買い出しに車を出すと、すぐに渋滞に巻き込まれる。なるほど、これだけ空が青いと出かけずにはおれるまい。

いつもそうだが、業務スーパーだけでは飽き足らず、改めて徒歩で商店街へも繰り出すこととなるのだが、そもそも何を買うべきかで悩んでいる。

今日と明日の献立を考えねばならない。自分だけならさほど気にもしないが、息子くんのことを考えねばならぬ。妻くんがいつも献立に悩んでいるのを聞かされているが、普段担当していない自分の場合、そもそもレパートリーもないため、より一層悶絶することとなる。

レシピサイトなどでこれならできそうだと考えても、その食材が高値であったりすると戦意喪失するため、お買い得の食材で献立を立案したいのであるが、素人が見栄を張りすぎだろうか。

熟考した結果、とりあえず今晩は冷凍庫にあった鶏むね肉を活用して、「レンジで簡単しっとりよだれ鶏」を作成することにする。

まず、ネギソースを作るために、白ネギをみじん切りにするのだが、まだ白ネギをみじん切りした経験がないため、みじん切りのやり方から調べる。なるほど斜めに切るのかなどと感心しつつ、包丁のせいか、腕のなさのせいか、どうも思い通りにはみじん切られない。

鶏むね肉は解凍すればよいだけのはずであるが、一応これも調査を行い、レンジではなく氷水に浸して1時間半かけて解凍する。

若干凍っているが待ちきれず、調理にかかる。まずはフォークで刺しまくる。料理酒と砂糖を振る。ラップして600Wで4分半。裏返してさらに4分半。だがこの時点ですでに様子がおかしい。火傷しそうなぐらい熱くなっているが、鶏むね肉は水浸しになっている。

AIによると、そもそも肉というものは解凍や熱処理によって水分がでてくるのだが、鶏むね肉は特に水分量が多いからより一層水分が噴き出てくるのだとか。水分が抜けるとパサついてしまうから鶏むね肉は注意が必要なのだと。酒や砂糖を振るのは保水性を持たせるためなのだとか。知らないことが多いが、AIの適格な解説にも納得させられる。

予定ではこれを鶏ハムのようにスライスするのであったが、パサついているせいかうまく切ることができず、モチベーションは大きく下降し非常に残念な気分となる。

だが、みじん切りしたネギに調味料を加えて作ったソースをまぶすとそれなりにうまく食することができた。だが、息子くんに食わせるのは若干躊躇する。結局、量も中途半端でもあるので、メインはレトルトのハンバーグとする。

明日の献立はどうするか。

面倒くさいという感情はなくはないが、多少の脳みその刺激にはなっているであろう。



 

散歩の途中、たまたま買った日経新聞の片隅に小さめの訃報記事。

岸田秀。92歳の大往生。思い出すのは高校3年ぐらいのころに友人からの勧めで読んだ「ものぐさ精神分析」。当時どれだけ理解できたかは怪しいが、続編も買って読んだ。

 

The Police - Synchronicity II (Official Music Video)

www.youtube.com

ローカルパンクバンドからスタジアム級のメジャーグループに成長して、ほどなくして解散し、その後はソロでも成功を収めるという実に理想的なエリートミュージシャンだと言えようか。