Walk On the Kawabata-dori

川端通りをほっつき歩く中年男子の日常を綴るブログ

白い巨塔

秋晴れとはいうには日差しは強い。帽子もサングラスもなしで頭部を日光に晒すのは無防備すぎるかもしれない。

 

AIのお薦めも参考に電車を乗り継ぎやってきたのは富田林。

駅前は想像よりも閑散としていた。

駅から南へ数百メートル歩けば昔の町並みを残す寺内町がある。

イメージしていたのは、近江八幡や奈良町のように、古い民家を多く残しつつも小洒落たカフェなんかも点在して観光客が賑わう町並みであったが、実際には、お店も観光客も殆どいない静かな町であった。

観光地化されすぎた昔の町は嘘っぽく感じることもあるので、そういう意味では控えめな感じが少し好感が持てる。外国人の姿も一人も見かけなかったから、昔の街並みスポットの穴場と言えるのかもしれない。

 

そしてここ富田林と言えば、PL教団のお膝元である。

教団は衰退しつつあるようだが、町からは聳え立つ白い塔が目に入る。幼少期に花火大会に訪れたときの巨塔のインパクトが記憶に残るが、1970年の落成というから意外と新しいようである。

 

電柱や電線が写らないようにと、塔に向かって近づいて行ったが、どこまで行ってもなくならないから途中で諦めた。

 

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PL学園が夏の甲子園で初優勝した1978年夏のヒット曲。

The Rolling Stones - Miss You - OFFICIAL PROMO

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この頃、授業が終わると学校から一度帰宅して、また野球をするために学校へ行っていた気がする。下手くそだったが楽しかった思い出だ。だが高校野球を見ていた記憶はない。ましてやローリングストーンズの存在は知る由もない。

 

 

日常のさざ波

他人に期待するなと賢者は言う。多少のトラブルも面白がるぐらいの余裕を持てとも言われる。

そう思えば、これぐらいのことは人生において、ほんのさざ波程度のことであることは間違いない。否、寧ろ退屈な日常への細やかな刺激であるのかもしれない。

 

ニッセイの一時払い終身保険。

実家へ帰省時に、訪問してきた担当の保険外交員より、昨今の金利上昇の状況から、一度解約して再契約したほうがよいとの説明を受け、その通りにすることにしたのだが、その手続きは容易ではなかった。

実際には簡単なはずであるが、担当者からのLINEでの指示が不親切かつ要領を得ないため無駄なやり取りを数日間に亘って何度もすることになる。

マイページからの解約手続きは、サイトの奥深くにあるのだから、当方から聞かずとも手順を示すべきであろう。再契約の振込金額はどこに記載されているかと尋ねると、郵送した振込依頼書に記載があるというが、記載がないというと、いや、記載ではなく印字されているはずでしたなどととぼけてくる。郵送された書類の手書きの文字も乱雑であるから、どうも信用する気になれない。

説明を受けたときに、あまり熱心に聞かなかったせいもあるが、時間も経ちすぎてほぼ忘れてしまった状態となったことも今回のイライラの要因かもしれない。

 

1年前に購入したマウスのチャタリング。

チャタリングする時点ですでにイライラはするものであるが、同じタイプのマウスが以前もチャタリングして買い替えたことと、今回は1年と早くに症状がでたこともあり、保証期間が3年であったことも確認して、メーカーに問い合わせてみることにした。

ホームページから問い合わせフォームを探し出し、状況を一通り書き込んで送信すると、翌日に、トムなる担当者から英語での返信が来る。

まあ今の時代、翻訳もたやすいから別に構わないが、日本語の問い合わせに対して英語での応対とはいかがなものか。それだけにとどまらず、問い合わせ時にすでに記載したことを聞いてくる。また、あれを試したか、これを試してみよなどと、いろいろ指示してくるが、そんなことは無関係とは思いつつ一応半分ぐらいは試したうえで、全部やりました、と答える。

何度か往復したのち、ようやく新しいマウスを配送する気になったようである。なぜか、チャタリング反応は落ち着いてきたのだが。

 

ネットショップでの目薬購入。

秋の花粉対策につき、1週間ほど前にポチった、アルガードクリアマイルドZ。通常3日もあれば配送されるものと思い込んでいるため、またしても、まだ届かない旨を問い合わせる。

すると、ショップ曰く、通常22日以内に発送するから大人しく待ってろとのこと。

こういうネット通販もあるのだなと勉強するが、秋の花粉症は終わってしまいそうである。

 

これはもしやクレーマーの症状に近いのであろうかなどと考える今日この頃。

 

 

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10月9日はジョンレノンの誕生日。誕生日より命日のほうが知られているのはこの人ならではか。

彼もまた他人に厳しいイメージがあるのだが。

 

INSTANT KARMA! (WE ALL SHINE ON). (Ultimate Mix, 2020) - Lennon/Ono with The Plastic Ono Band

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ジョンレノンの歌詞はメッセージ性が強いとのイメージがあるが、他の好きな洋楽アーティストと同様、実際に何が歌われているのかはよく知らない。歌詞がわからなくとも、曲、サウンド、声の素晴らしさだけで魅了され続けている。

 

 

 

映画「愛し合ってるかい」

映画「愛し合ってるかい 忌野清志郎が教えてくれた」を鑑賞する。

通勤経路に近い、T・ジョイ梅田というところでの上映であるが、訪れるのは初めてである。客層はやはり年配の方々が多いが、公開から間もない休日ということもあって座席は適度に埋まっている。

 

内容はというと、初期のRCサクセションから没後のトリビュートライブに至るまでのライブ映像と在りし日の本人および親交の深い人たちのコメントが合間に挟まるという、音楽ドキュメンタリーのよくある形式ではある。

日本のミュージシャンとしては、波乱万丈というか、非常に物語性の強い足跡を残してきたと思うので、映画化しやすいだろうという気もするし、俳優を使ってのドラマ作品にもできるかもしれない。

音楽的には、フォークからロックに舵を切った頃の自己プロデュース力はやはりすごい。インタビュー映像でも少し触れられてはいたが、この頃のRCの変化には謎が多いのではないであろうか。たしか、坂本龍一もT・レックスみたいで面白いと発言していたと思う。

ライブ映像は観たことがあるものも多いが、1976年のキーボード演奏しながらの「スローバラード」やレスポールでの「わかってもらえるさ」は初見であり感慨深かった。

注文を付けるときりがないが、やはり演奏シーンが最もかっこよく映えるので、もう少しライブ映像の尺が長くてもよかったのではないかと思う。個人的には、80年前後のパンキッシュな頃やソロになってからのブロックヘッズなんかと一緒にやった頃も好きである。

今後、第2弾、第3弾があってもいいであろう。

 

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RC Succession - トランジスタ・ラジオ

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この曲のリリースは1980年10月ということであり、ほぼリアルタイムでラジカセから流れてきたのを録音した。バカな中学生は半分コミックソングの類とも感じていたが、素直に好きであったことは間違いない。存命であれば75歳。

 

 

9月終わりの雨の日に

テレビの宣伝に釣られて買った、流行りのリカバリウェアとやらを着用して一晩過ごす。大方の感想と同様といえようか、いつもよりよく眠れた気もするし、意識のあるうちは何となく疲労を和らげられている気もする。と言うと、妻君が貸してくれという。

 

ここ数日、雨が連続しているため朝夕の散歩も諦めてしまっていたが、夕刻、いよいよ外気を浴びねばとの強迫観念に駆られ目的なく外出する。インザレイン。

商店街のスーパーで、この秋はじめてのトキりんごを見かける。しかし家には、りんごや梨のストックがまだ結構あることを思い出し、ここは思いとどまることに。

駅ビルの書店。「レコードコレクターズ」を手に取る。70年代の全米ヒットアルバムの振り返り。もうロック雑誌は懐古企画でしか成り立たないのか。最早「ロッキンオン」は仕入れられてもいないようだ。今こそ、時代は変わり、ロックは死んだのか。

 

晩御飯。冷蔵庫で一晩仕込まれた鶏むね肉を取り出して沸騰したお湯にぶっこみ、ぐつぐつ煮込む。そして火を止めてそのまま冷めるのを待つ、との指示である。だが、晩御飯に沸騰したお湯が冷めるのを待っていられる時間はない。小さめの肉を取り出し俎板に乗せ、ハム状にスライスする。

実に良き塩梅でうまい。しかもヘルシー。ほぼ食べ終わったころに妻君が現る。曰く、何故もう食べておられるのかと。火を止めてからも冷めるまではお湯につけておかねば、完全に火が通らへんやろと。表面は白くとも、中はピンク色やないかと。お腹壊しても知らんぞと。お叱りを受ける。うまかったので案じてはいないのであるが。

 

なぜか汚い感じの男



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雨ソングか、鶏ソングか、候補が多いのはやはり雨であろう。

ザ・モップス - "たどり着いたらいつも雨降り" (OBERIU 字幕&リマスター版)

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この曲を知ったのはサウンドストリートである。すでに歌手を辞めて俳優やタレントとして成功していた、鈴木ヒロミツがゲストであった。この曲や「朝まで待てない」などをはじめて聴いて素直にカッコいいと思った。

 

 

曽根崎川そぞろ歩き

大阪の南森町というところは、現在は都会のビル街であるが、嘗てはその名の通り、森があったという。そして1978年までは北森町も存在していたという。

森は「大将軍の森」などとも呼ばれ、大阪天満宮の境内にある大将軍社の名にその記憶をとどめる。

 

日の丸の掲揚されている大阪天満宮の門。晴天に映えて気持ちがよい。

真正面からは少しずれたか



大阪天満宮を後にして、西へ向かう。西へ向かうが、ここら辺は大川の蛇行に沿って町が形成されているから真っすぐ真西へは道は続かない。

暫く歩くと、大江橋北詰へ出る。嘗てはこのあたりから、曽根崎川(蜆川)が分岐していたというがその痕跡は見つけられない。

重要文化財



曽根崎川に架かっていた橋の痕跡も多くはない。

何度か利用したことのある、ホリーズカフェの外壁の下部にひっそりとある蜆橋の史跡。外国人含め多くの人々が通りを行きかうが誰もこれに気を留めることはない。

橋の北側は曽根崎新地であり、南側は堂島となる。堂島は中之島の北側に存在した島であったということのようだ。

ビルの外壁の一部などではなくもう少し存在感を示してもよかったのでは

 

曽根崎新地を歩き、四ツ橋筋まで出ると、堂島アバンザの高層ビルがある。

曽根崎川の歴史からは少々外れるが、ここは昭和時代に大毎地下劇場があったところであり、アングラな高校、大学の頃にマイナーなヨーロッパ映画3本立てとかを観るために通った場所でもある。

 

大毎地下劇場などという名称からは随分あか抜けたものである



そして大きな交差点にその名を残すがここには嘗て桜橋が架かっていたらしい。

斜めに傾いておりあまり大切にされているようには思えない


さらに西へ行くと、橋の遺構や史跡はないが、ビル名にその痕跡をとどめる橋がある。このビルが建てられた頃にはすでに橋はとっくになかったであろうから、何故わざわざこのビル名にしたのだろうか。当時の町名か何かに残っていたのであろうか。

 

ここで、出入橋という川のない古い橋にたどり着く。この橋は曽根崎川の橋ではないが、曽根崎川から大阪駅まで掘られた水路に架けられたものであるらしい。

水運と鉄道での陸運が接続していた時期があるとのことである。

船の出入りがあった場所ということらしい


曽根崎川の跡地をそぞろ歩きしたが、曽根崎心中の聖地である露天神社へ足を延ばすことを失念していた。しかし気がつくと、南森町から福島まで2駅分ぐらいは歩いたはずであるし、今から阪急まで戻ることを考えると、きょうのところはもうよかろう。

 

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9月23日は1977年、スティーリーダンが「Aja」を発表した日とのこと。

Steely Dan Live - Peg

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スティーリー・ダンのクールさがわかるようになったのは随分と後になってからの気がする。ビルボードのチャートをフォローしていた洋楽ビギナーの頃、スティーリー・ダンは掠っていたはずだがそこにのめり込むことはできなかった。

 

 

秋晴れの休日

連休後半の一日、秋晴れ。

遠出しようかとも考えていたが、妻君がしばらく足が痛いと言っているので、一人で出掛けるも何となく控えることとして、とりあえず散髪でも行くとする。

玄関を出た瞬間に、サングラスと老眼鏡とトイレを済ませることを忘れたことに気づく。だが、すでに戻ることが面倒くさい。歳をとると面倒なことが増えるようだ。

9月後半だが日差しはまだきつい。紫外線による目の疲労を防ぐにはサングラスは必需品であったがやせ我慢するほか仕方あるまい。

晴れた休日にしては散髪屋は混んでいた。みな、他に行くところはないのか。

待合い席で顔剃り係をチラリ確認する。去年ぐらいからいる頼りなさげな痩せた中年女、場違いなドレッドヘアの男、新入りの中年男。高市早苗似のしっかりしたおばさんは不在だ。これなら、いつもテキパキ行動している受付の元ヤン姉さんの方が信頼できそうである。

結局、自分には中年女がついた。やはりぎこちない。安心して身を任せることができない。

おしぼりのタオルで口元を覆ってから、眉毛と眉毛の間はどうしますか?と聞かれても答えられない。顔剃りの間、失敗しないかずっと警戒していたが、途中でなぜか、昨日Xで見た「衝撃!アルフィーは4人だった」というポストを思い出し、さらに「お前が歌うんかい!」のネタが頭をよぎる。おかげで顔剃りの最中、必死で笑いをこらえなければならなくなった。

だが何とか、怪我することなく無事に散髪を終えて帰路につくことができたのであった。

 

 

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50年前、即ち1976年9月、イギリスのシングルチャートはこの曲が6週連続1位だったらしい。

ABBA - Dancing Queen (Official Music Video)

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11億回再生されているというこの超有名曲は、当時小学生だった自分の耳にも聴こえてきたのだろうか、それともその後しばらく続いたブームと時に一緒に強制的に刷り込まれたのか。

 

 

 

 

 

 

AIの時代

iPhoneを買い替えるべきかAIに問いかけてみたところ、「私なら買い替えます」と答えてくる。あたかも人間であるかの如く生意気にも一人称で存在感を示してくる。

本当はAIに聞くまでもなく、5年前に購入した5世代ぐらい前の機種であるからして、さほど迷う必要はないのかもしれない。

しかし現在も概ねストレスなく使用できており、外見の損傷もなく、スマホ依存症でもないから使用頻度も高くない。ひとつ懸念があるのはストレージ容量が逼迫していることであり、遂にOSアップデートに必要な容量が不足するようになったことであろう。

AIは、ストレージ不足は十分に買い替えの理由になるなどと積極的に背中を押してくる。だが、こっちはその気になれば、未使用のアプリを消すこともできるし、大量の写真データにもそれほど未練があるわけでもない。

そんなどうでもいい反抗心は無視して、今なら、iPhone17eをお薦めするともいう。

それなりのスペックのパソコンと同等の価格であるが、現代社会を生きていくにはこれぐらいの支出はやむなしであろうか。

 

AIは、妻君の腰痛の痛み止め薬の副作用についても、なるほどと思わせる指摘や助言をしてくる。場合によってはそこら辺の医者より的確な処方をするかもしれない。

インターネット時代が到来してせいぜい30年。今明らかに次のステージを迎えようとしている。

便利さと危険は常に裏腹である。悪意を持った輩はどこにでもいる。こんなものをただで民衆に使わせて大丈夫なのか、アンソロピックのエンジニアでなくとも人類の近未来を案ぜずにはおれまい。

 

 

 

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AI以前のコンピュータと言えば、実に長閑なSF世界のロボットであった。ぎこちない動作と音声であり体温も感情もなく、明らかに機械であった。

そのイメージをポップミュージックで体現したのがクラフトワークでありその斬新さはロックであった。

だが今、実際に各個人に割り当てられたロボットはドラえもん並に親身になって相談に乗ってくれて決して相談者を否定したりしない。

 

Kraftwerk - The Robots (Live, Club Lido, Venice October 1978) (Better Quality)

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