Walk On the Kawabata-dori

川端通りをほっつき歩く中年男子の日常を綴るブログ

色Tシャツを着る夏

夏は殆どの時間をTシャツで過ごしている。

室内は無論、近所をほっつき歩くぐらいのときも。恐らく自分に限った話でもなく凡その日本人はそうかもしれない。

ただし、たまに出社するときなどはボタンのついたカジュアルなシャツを着用する。Tシャツ姿の輩もいないではないが、TPOをわきまえた中年男子としては、そこまで会社でリラックスした格好を見せるわけにはいかない。

在宅ワークを終えて久しぶりに夕刻の街へ繰り出す。きょうは水色の生地に紺色で "SMILE" " Good Vibrations"などと書かれたTシャツを着ている。

この文言はそれなりの洋楽マニアにしか伝わらないのであるが、それよりも水色のTシャツというものは、この商店街ではそこそこ浮いているのではなかろうか。

道行く人の服装を観察すると、Tシャツに限らず、8割は白系か黒系、2割はそれ以外と言えそうだが、見かけた中では水色は警察官の制服以外は皆無であった。

ピンク色や黄緑色なんてのも見かけはしないが、リゾート地などへ行けばいるのだろうか。大方の民衆は真面目でシックな装いである。

やはり、ブルーはズボンの色とも合わせづらいから、白か黒にすべきか。年を取るほど、意識して派手目の色を着用したほうが良い気もするが。

 

 

 

 

1982年7月27日の全英チャート第3位。エレポップの全盛期。

Yazoo - Don't Go (Official HD Video)

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当時は流行りのエレポップという音楽には距離を置いていたから、彼等にも殆ど興味はなかったが、好むと好まざるとに関わらずインプットされて来るのであった。

 

 

 

顔剃りの夏

行きつけの散髪屋。顔剃り係は3人いたが、そのうちのひとりであった爺さんが見当たらない。カミソリを持つ手が震えていたようにも見えたから遂に引退されたのか。

残りふたりは、高市首相風のしっかりした感じのおばさんと、イマイチ頼りなさげでスローな動きのガリガリのおばさんであるため、できれば前者に当たることを望んでいた。

ところが、カットが終わって「担当変わりますねー」と言って現れた顔剃り係は、初顔の男であった。やや肥満気味のおっさんともお兄さんとも判断つかぬ外見はガサツそうであまり印象はよくない。少し身構えるが、顔剃りの技術や接客態度はいたって普通であった。

帰り道、スーパーたこ一に寄ると店先に980円のスイカが積まれている。八百屋にあった1500円のスイカは炎天下、徒歩で持ち帰るのは少し躊躇するサイズであったが、Mサイズ程度のこれであればどうということはなかろう。ついでに新生姜とわらび餅を購入。

 

新生姜は早々に刻み生姜に加工してわがご飯のお供とする。

 

 

 

 

1985年7月21日週の全英チャート1位。

Eurythmics, Annie Lennox, Dave Stewart - There Must Be An Angel (Playing With My Heart) (Remastered)

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1985年は大学生であったが、真夏のイメージしかない。昨今の夏のような暑さがずっと続いていたような記憶がある。阪神タイガースのリーグ優勝もあったが、それには大した興味はなかった。

 

 

 

 

夏なんです

はじめは無料バスツアーへ行く予定であった。

ブルーメの丘、養老の滝などを巡るコースであった。連日の猛暑のなか、わざわざひまわり畑に行くのかとの思いは少しあったが、まあ行ったことはない場所だし、気分転換に悪くないだろうとの気持ちであった。

ところが直前になって改めて案内のハガキを詳しく見ると、ツアー行程にあるファクトリー見学というのが気になり始める。調べてみると、ムートン製品の会社の見学ということらしく、即ちセールス目的の商品説明会であるということがわかった。高額のムートンの毛布やコート類なんかを売りつけるために、ツアー客一人ひとりに店員が強引に話をするらしい。

無料バスツアーと銘打って客を集め高額商品を販売するというかなり怪しげな商法と分かった上で参加することもできるが、やはり気分のいいものではなかろうからキャンセルすることとした。昔から、ただほど高いものはないとも言う。

 

そういうわけで折角の有給休暇、代替策を講じて訪れたのは滋賀の西明寺。どちらかと言うと近くの道の駅を目的と定めたが、国宝のある寺院で真夏の青紅葉もよかろうと思いやって来た。

 

 

駐車場には数台停まっていたが、入山してみると我々以外の観光客はおらず、蝉の声だけが鳴っている、実に贅沢で風情のある空間であった。

本堂に上がると、思いがけず住職の説明を聞くことになったが、まあそれも悪くない。ムートン工場で缶詰めにされて無駄なセールストークを長時間、我慢して聞かされるよりはずっとよかったはずだ。

 

 

 

はっぴいえんど 夏なんです

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この曲の発表された1971年の東京の7月の平均最高気温は29.5℃、2025年は33.2℃ということのようだ。やはり長閑な夏は過去のものへとなりつつあるのか。

 

 

冷房装置の夏が来た

蝉の声が徐々に本気を出して来て、夏も本気になってきたらしい。

蝉の音を防ぐためではないが、窓を閉めエアコンを稼働させる。6畳程度の仕事部屋は小型のエアコンといえど、涼しい空気を満たすのに大した時間を要しない。

冷房ではなく除湿を作動させるが、それでも過剰に冷やされてしまうから快適な状態を維持することが難しい。十分冷えたからと思って停止すると、間も無く湿度を帯びた暖気が身体に纏わりつき不快この上ない。

睡眠中も然りである。お天気アナウンサーは、熱中症予防に夜通しエアコンを作動させっ放せと忠告するが、どこか罪悪感を禁じ得ないためタイマーセットする。寝つきは寒さから布団を掛けることになるが、やがてエアコンが停止すると忽ち寝苦しさから覚醒させらるることとなる。

と思っていると、ちょうどニュース番組で同じ話をしている。巷の老人曰く、夜はエアコンなどなくても寝れるのだと。最早、地球温暖化に適応して暑さなど感じない皮膚感覚を体得したのかもしれない。

自分はその域には到達していないから、暑さで目覚める。するとトイレのために立ち上がる。そのついでに早朝の徘徊へと繰り出すことになる。

 

 

朝の散歩は気持ちのよいものであるが、日中、夕刻に睡魔と戦うことも少なくない。

 

 

 

 

少し日がずれたが、41年前、1985年7月13日はライヴエイドが開催された日である。ロックのチャリティイベントなど、ちゃんちゃらおかしいとバカにしながらもテレビ中継は一応見たような気がするが、はっきりとは覚えていない。

ライヴエイドの発起人として知られる、ボブ・ゲルドフを世に送り出したブームタウンラッツ最大のヒット曲。

The Boomtown Rats - I Don't Like Mondays (Official Video)

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ライヴエイドの85年当時、すでに過去のグループの印象であったが、英国ニューウェイヴの1グループとして頭の片隅にはあったと思う。

 

 

クラッシュド・コーヒーゼリー

未明、目が覚めると仕事の課題を思い出す。

これまでにも度々同じことはあったが、夢うつつの状態で何か考えを持ったとしても、朝には忘却しているから考えても無駄だということはわかっている。

だが、きょう土曜日、休日勤務して、睡眠中の考えをエクセルで検証してみたいと思った。

これは仕事への責任感というよりは、課題に対する好奇心のようなものかも知れない。必ずしも自分が休日勤務してまで取り組むべき課題ではない気もするし、誰かの仕事を勝手にやっていることになるのかもしれない。しかし自分のミッションに大いに関係する課題であることには違いない。

この年齢において、仕事の課題に対して興味関心が維持できているということは、結構なことと言えるのかも知れない。定年後は責任の伴う興味の沸く課題などなくなってしまうのであれば、老いを加速させるのかもしれない。それこそが最大の課題となってしまうのかも知れない。

 

エクセルを駆使して想定通りの課題検証ができるとこれに満足し、午後には電車に乗って出かける。

朝の情報番組でチラッとだけ聞こえてきた、私市にある大阪公大の植物園を目指すとする。

北浜から京阪電車に乗車する。準急で枚方市まで行く。ここで交野線に乗り換える心づもりであったのであるが、何を考えていたのか、あるいは何も考えていなかったのか、改札を通ってしまう。

わざわざ、もう一度、入場して当初の目的地を目指すほどの思いもなかったため、駅周辺を散策することにした。枚方市はまったく知らないわけでもないが、ほぼ土地勘はない。大き目の公園に組まれたステージでは、ジャズバンドが演奏をしているが、猛暑の中、観客は疎らである。

暑さに気力を奪われ、大して歩きもせずに喫茶店に入店してしまう。

コーヒーゼリーを注文すると、店員が「当店のコーヒーゼリーはクラッシュ型ですがよろしかったですか?」と確認してくる。コーヒーゼリーの形状に拘りはないため、当然のごとく了解するが、気が利く店員である。

 

 

 

 

クラッシュと言えば、70年代後半のロンドンパンク界隈の主役であるが、90年代のアメリカオルタナシーンには、ヴェルベット・クラッシュという、ちょっとふざけたようなバンド名を名乗る者たちがいた。

Velvet Crush - Hold Me Up - 1994-07-15

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友人から薦められて購入したのか、代表作のCDを所有していたことを思い出す。当時は、随分と直球なロック音楽やなと思った記憶があるが、今聴いてもなかなか気持ちよいロックであると感じる。

 

 

 

早朝、無意識の世界にて

商店街の雑踏の中を妻と歩く。しばらくすると、大きな曲がり角のところに、カンボジア風の金色の伝統衣装を身に纏った集団が踊りながら行進している。お祭りだろうか。突然その中の誰かが倒れたのか、行進は止まりちょっとした騒ぎになり始めた。人々がごった返す中、気が付くと妻とはぐれてしまう。慌てて妻の名前を呼ぶが、呼んでいたのはなぜか娘の名前であった。そこに現れた妻はいつの間にか、カンボジア風の伝統衣装を着けていて、「こんな時にしか助けられない」などと言って、カンボジアの人々の中へ入っていく。道路の脇にある道案内のようなものには、どういうわけか「こちら、アマゾンへの入口」と書かれてある。

早朝5時半頃、無意識と意識の狭間で漂っていたのはこんな世界だった。

 

そして6時過ぎ、外界の空気を吸いに出掛ける。

間もなく、このあたりの地面からクマゼミたちが目覚めるはずである。

 

 

 

7月7日はパンタの命日とのこと。(あるいは、シド・バレットの命日、リンゴ・スターの誕生日)

3年前の2月、シーナ&ロケッツとの対バンでのライブが予定されていたが、鮎川誠が1月に病気で亡くなってしまい、ほどなくパンタも重症の肺炎で入院することになり、この日を迎えたのだとか。

頭脳警察 / 銃を取れ Live

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彼らの存在をはじめて知った時は、70年代初期の日本のロック黎明期に、こんなパンクで反体制的でガレージロックのようなバンドがいたことに驚いた。再結成もしていたのに一度も見る機会がなかったのは惜しいことをした。

 

 

7月の曇り空

朝6時過ぎ。曇り空。

住宅街に人の気配はほぼない。先日の爽やかな早朝には、散歩やジョギングの人々で渋滞しそうなほどであったが、打って変わって今、動いているものは自分とスズメぐらいである。

今日から7月。今夏も猛暑になるとの大方の予報であるが、今のところその予兆はあまり感じない。なぜならば、例年の7月であれば、すでにクマゼミの轟音に晒されているところであるが、今のところ彼奴らの声は聞こえてこない。6月のエアコンの稼働実績も昨年の半分以下である。

これはもしや、地球温暖化の曲がり角にきていて、これからは寒冷化に方向転換するのではないか。と、ジェミニに聞いてみると、いやいやそんなことはないと一笑に付される。温室効果ガスを減らさなければ温暖化は止まらないなどとどこかで聞いたようなことを言い切っている。今のジェミニは、まだ地球人の大方の意見に同調するだけで、個性ある自説を唱えるところまでは発達していないようだ。

 

ハグマノキ

はっきりしない天候のような、もふもふの木。

 

 

憂鬱な曇り空に似つかわしい曲はたくさんありそうだが、ベストチョイスは意外と難しい。この曲も暗いだけでなくどこか楽し気に聴こえるのは気のせいか。

♪♫ Syd Barrett - Love Song

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彼の残した2枚のアルバムを聴きまくった時代が嘗てあった。