Walk On the Kawabata-dori

川端通りをほっつき歩く中年男子の日常を綴るブログ

都市の風景

最近なぜか、世界の都市の風景画像を集めるというささやかなマイブームが起きている。

今のところ、ヨーロッパの歴史ある著名な都市よりも、歴史景観とか気にせずビルが乱立するアジアや中東の勢いのある風景のほうが面白いかな。

たとえばこんな感じ。

 

バンコク

ドバイ

大連

 

堅実性とは

堅実性のパーソナリティにおいて、それが高い人がいれば、低い人もいて、またその真ん中ぐらいの人もいる。

現代社会においては、堅実な人のほうがよいとされるが、それは現代が極めて安定した世の中で将来があることが高い確率で保証されているからであるが、昨日までの社会においては、常に今日生きるか死ぬかであるから、必ずしも堅実性を美徳とする考え方ではなかったそうだ。

また現代において、堅実性が異常に高い人は、偏執的な収集家になったり、芸術作品をうみだしたりし、異常に低い人は、豪傑な政治家や昭和の映画俳優みたいになったりもするが、ギャンブルや犯罪とかで身を崩すものもあるのだろう。いずれにおいてもこういう振れ幅の極端な人たちが天才なのかもしれない。

低い人はADHDと呼ばれたり、高い人はなんだっけなー、とにかくこれはパーソナリティのひとつであり病気ではない。

自分は当然ながら、いずれでもないが、どちらかと言えば堅実なほうへ振れているのか。

今読書中の橘玲の本にこんなような事が書かれており、なるほど溜飲を下げた。

 

 

堅実性の低い、今を生きる音楽といえばやはりパンクロック。それも初期のやつ。例えばこれ。

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彼らも粗暴なイメージを持ちながらも音楽性は短期間で進化していったから、実は計算高く堅実だったのかもしれない。

勝新太郎とか横山やすしとか昭和の芸人のほうが、ある意味ロックなのかも。

 

花見の季節

今年は開花が遅いらしく、例年であればもう散りかけであるところ、今日あたりが満開のところが多いらしい。天気も上々であり、かといって人混みは避けたいと言う事で、比較的近場でありながら未踏の地である玉川の里というところへ自転車で訪うた。

思ったよりもよい花見コースで人も少なく穴場といえなくもない。

桜をテーマにした楽曲は数知れど、わたしが一番に思い出すのはこれ。

 

     ♪ 天気は上等 散歩にと 上野の山を訪うた

     上野の桜は八分咲き そこらじゃみんな大騒ぎ ♪

エレカシ「上野の山」

 

特に調べてないけどこんなんだったはず。

 

新生姜の季節

先週、買った新生姜をようやく甘酢漬けにする。最初はきざみ生姜のふりかけにするつもりであったが、妻が甘酢漬けがいいというのでそれでも良しとした。いずれにせよ、新生姜は油断すると腐らしてしまったことがあるため早く処理できてよかった。

もっと薄く切らんとガリにならんでと妻より忠告受けるがこれより薄くは無理やろう。

 

桜の季節は新生姜の季節。

先っちょの赤いところが全体を桜色に染めるのだから切り落としてはいけないと、妻から2度目の忠告。

甘酢漬け300g完成~

 

生姜といえばジンジャエール

くるり - ばらの花 (youtube.com)

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年下世代だけど好きな感性の人達。

 

オッペンハイマー

映画「オッペンハイマー」を観に行く。

イオンシネマは55歳以上というだけで、通常1800円のところ1100円にしてくれるので、かなりの年寄り優遇となっている。55歳とはボーダーライン低すぎないか。

シリアスな内容につき、3時間耐えられるか不安あったが、ふたつの時間軸が交錯しながら進行し登場人物も会話も多いため、途中で疲れてやや気を失いかけてしまった。

 

監督 クリストファー・ノーラン

原作 カイ・バード

出演者 キリアン・マーフィー他

アインシュタイン役のトム・コンティは戦メリのローレンスらしい。

 

ハングリー・ハート

この3カ月ほどの体重は64㎏あたりを推移しているが、4年ほど前は61㎏、さらにその2年ほど前は66㎏ぐらいであった。つまりはコロナ禍において最大5㎏のダイエットに成功したのであるが、コロナ明けとともにリバウンドしつつあると言える。

ではダイエットのために何か努力したのかと言えば、強いて言うとこんな事はしてみた。

  • ご飯の量を気持ち減らした
  • スナック菓子は一切やめた
  • 酎ハイもやめた(赤ワインを飲んでいる)
  • 野菜スープを毎3食で食べるようにした
  • 高カカオチョコを食べるようにした
  • 空腹感こそが健康と知った
  • 体重を毎日記録した

これらは今でも何となく続けているのだが、何となくであり、たいして厳格ではなく適当な感じであるから、リバウンドの結果と相成ったのかもしれない。

そして一度リバウンドすると再びダイエットを成功させることは簡単ではないらしい。

何故なら人類はその歴史においてほぼ飢餓状態で過ごしてきたため、栄養過多の状態を経験するとこれを長く維持しようとする機能が働くのだとか。すなわちダイエットによって飢餓状態を経験し、リバウンドによってこれを脱すると次の飢餓に備えて肥満脂肪が減らないようにするのだという。このヒトの体内メカニズムに抗うには相当な意志の力が必要となるし、健康とは言えないのかもしれない。

しかし、別にそれほどダイエットしたいわけでもなく、意志の力も強くないので、再び61㎏を目指すことも達成する事はないであろう。空腹を感じたときに何か食えばいい。

 

 

人間の三大欲のうち、性欲はロックの王道で、睡眠欲もときどき歌われる。そう、ビートルズの「アイム・オンリー・スリーピング」とか、西城秀樹の「眠れぬ夜」とか。

しかし、食欲はあまり歌われない。矢野顕子「ラーメン食べたい」、スピッツ「梅干し食べたい」とかいったところか。でも今回のテーマとはちょっと違う気がする。

ということで、肉体的な空腹感とは全く関係ないと思うが、80年代初期のヒットナンバーを思い出した。

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PVのない時代だったか。

打破

変わり映えのしない判で押した毎日をいいかげん打破せしめんがために、、というか単に気分転換のひとつとして、新年度の区切りということもあり、購読している新聞を朝日から読売に変えてみた。実に20年以上惰性で取ってきたが何となく変えてみることを思いついたのだった。

そして、きょう気持ち新たに読売新聞を精読しているはずであったが、どういうわけか不愉快な気分となっている。

ことの初めはひと月ほど前か、便利な世の中で、ネットから読売新聞お試し購読を気楽に申し込んだのだった。もちろん朝日は3月末で契約終了だと伝えてある。そこまでのオペレーションは問題ないはずだ。

ところが、昨日3月31日の午後8時頃、突然の来訪者として読売新聞の販売員が現れ、4月から契約してくれと嘆願してくるのだった。いや、お試し申し込んでいるからそれ終わったら契約するよと説明するのだが、それを知ってか知らずか、話はかみ合わず、どーしても今ここで契約してくれないと絶対に帰らないとの強固な意志を示しているのである。何度もお願いしますといって頭を下げる中年女の甲高い声は日曜夜の静かな玄関先には迷惑でしかなかったが、なんでも、お試し購読なら2週間のところ、いま契約すれば1カ月無料としてさらに洗剤5本と米2キロを5袋付けるというから、しまいに根負けして渋々契約したのであった。その時点で何だか嫌いなタイプのセールスおばさんに負けたみたいで不愉快な気持ちにさせられていたが、本日、さきほど仕事を終えて、さあ今から新規購読の新聞でも読もうかとしたところ、何と読売ではなく朝日ではないか!

今朝、読売の配達員は来なかったのか? 朝日の配達員が昨日までの勢い余って入れてしまったのか? しかも何故か聖教新聞もセットである。

結局のところ、今日は朝日新聞を読むことになったが、明日は何新聞が入っているか、不愉快なはずなのに、不覚にも少し楽しみにもなってしまったのだった。

というわけで、仲井戸チャボの「打破」で始まり、マジカルミステリーな4月1日なのでした。

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1987年頃に関学の学園祭だったかで見たチャボのライブ、マークボランみたいでめっちゃかっこよかったな。。